改正給特法の成立を受け、県教組とともに記者会見を行いました

一年単位の変形労働時間制を自治体条例で導入できるようにする改正教職員給与特別措置法(給特法)が、12月4日に国会で成立しました。
これまで高教組は、変形労働時間制に反対してきましたが、法案成立を受け、記者会見を行い、その問題点を訴えました。
記者会見の様子は、以下のサイトなどから見ることができます。

NHK NEWS WEB 石川 NEWS WEB
県教組「改正法」導入反対を訴え 12月10日 20時14分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20191210/3020003462.html

北陸朝日放送公式ページ 県教組「変形労働制」の導入に反対
https://www.youtube.com/user/habmigochannel?feature=watch

10.18-19 石川県教育研究集会開催 分会から多くの参加に感謝

19年度は10月18日19日に志賀町で開催しました。
1日目の全体会には、約250人(高教組26人)が参加しました。菊地栄治さんの記念講演『他人事≒自分事』は、目から鱗で、大変好評でした。
2日目の分科会には、約330人(高教組25人)が参加し、教育実践の交流が図られました。高教組から全国教研に2本のレポートが選出されました。
全国教研に参加希望の方は、詳細を書記局までお問い合わせください。

7.28私たちは貧困問題にどう向き合うか 高教組主催の藤田孝典さん講演会に組合内外から60人が参加

貧困問題にとりくんでいる社会福祉士の藤田孝典さんの講演会に60人が参加した。藤田さんは、15年前にさいたま市内でホームレス支援組織を設立し、その後NPO法人ほっとプラスを立ち上げ、支援対象を自殺対策、刑余者・DV被害者・引きこもり青年ら困窮者支援に広げている。また、労働・貧困問題の現状を社会に訴えるため、講演会や大学での講義、メディア出演、SNSを通じて情報発信するソーシャルアクションを積極的に行っている。

藤田さんは「日本の相対的貧困率が15.7%と、OECD加盟国(34ヵ国)中6番目に高く、約3000万人が生活保護基準以下で生活している。とりわけ、ひとり親の世帯の2人に1人の子は貧困と深刻である。奨学金問題や住宅問題で結婚できない若者が増えている。また、国の社会保障が弱く、職業訓練、家賃補助、公営住宅の乏しさが要因で、中高年の引きこもりの7割が職場からの離職経験者であり、決して若者だけの問題ではない。今こそ、5つのベーシック・サービス(教育、医療、介護、保育、住宅)に対する公的支出を増やさなければ、未来はない。当たり前だと思わされている慣習や規範に対し、権利要求し、改善して暮らしを良くしていく必要がある。黙っていては何も変わらない。そのためにも労働組合は大切である、頑張ってもらいたい。」とまとめられた。

7.29 LGBTなどたくさんの生き方を考える学習会 組合内外から161人が参加!

大切と感じながらも学校や職場で話題にしにくかった性・LGBTをテーマに、当事者でもあるブルボンヌさんを講師にお招きました。多くの市民から問い合わせもあり、金沢ニューグランドホテルの会場は満席となりました。

ブルボンヌさんの「今までLGBTの人と出会ったことありますか」の問いに、多くの参加者(教職員)は「会ったことがない」に手を挙げました。しかし、親や学校に性的指向を隠してきた子どもたちに、私たちが気づいてこなかっただけではないでしょうか。日本においてLGBTは7人に一人といわれます。これは「左利き」やAB型の人とほぼ同じ割合です。決して少数ではありません。今、多くの企業がLGBTへの理解を深めようとしています。まず、子どもたちが日常的に接する大人である教職員が理解を深めることが大切です。

参加者から、私たち教職員にエールもいただきました。子どもたちが安心して自分自身を表現できる社会のために、私たちがALLYになりましょう。

7月12日(木) 18年度教職員の賃金労働条件に関する統一要求書提出

実効ある多忙改善、賃金改善、会計年度任用職員の協議開始を強く求める
教職員課長言明「多忙化改善のとりくみは数値を下げるためのものではない。間違った入力を行ったり、持ち帰り時間が増えたりで数値を下げても、何ら解決にならない。」

7月12日(木)、18年度の統一要求書提出の交渉を実施し、高教組からは委員長、副委員長、書記長、書記次長の6人が参加した。
冒頭、石川県教職員組合協議会議長(県教組委員長)が18年度から始まった多忙改善に対し、とりくみの検証と実効ある施策の実施、会計年度任用職員にむけての協議開始等を要望した。協議会の事務局長(高教組書記長)が要求書の重点を説明し、参加者も切実な要望を訴えた。
今後、専門部ヒアリングと折衝を通して、現場実態を伝え要求の実現を求めていく。

※提出交渉の詳細、統一要求書の内容については、近日発送予定の高教組情報7月号をご覧下さい。

6.19 高教組第111回定期大会開催

定期大会スローガン
一、「みんなが、みんなのために」、総力をあげて高教組に結集する仲間を増やそう!

一、組合で団結して、超勤多忙改善と真の働き方改革を実現しよう! 
一、格差と貧困を許さず、憲法の理念が実現する社会をつくりだそう!
一、教育現場の非正規雇用者の処遇改善を実現しよう!

6月19日(火)金沢市ものづくり会館において、多くの来賓とメッセージを得て、第111回定期大会を開催し、18年度の方針と具体的なとりくみを決定しました。特に各学校で進んでいる多忙改善の具体の紹介や課題について活発な意見が交わし、論議を深めました。
そのほか、司書対策委員会からの会計年度任用職員実施にあたって決意表明と協力要請や青年部員からは賃金改善や研修削減など組合のとりくみへの感謝が示され、新組加入に頑張る決意がありました。
大会宣言が満場の拍手で採択され、新執行部紹介後、「HELPと言える職場を守る」力強い団結ガンバロウで会を閉じました。
執行委員、代議員の参加に協力をいただいたすべての分会のみなさんに感謝を申し上げます。
皆さんの意見を盛り込み、賃金労働条件に関する県高統一要求書提出交渉、学校現業部・司書対策委員会の要求書提出交渉を7月に持つ予定です。一歩でも前進を実現します!

 

 

中央教育審議会特別部会傍聴行動

4/5に行われた中教審特別部会 第11回「学校の組織運営体制のあり方について」の傍聴へ行ってきました。今後は給特法の話にうつります。

一般参加者もオッケーです。文部科学省のHPをチェックして、メールで申し込みます。次回は4月末が予想されます。